新入社員の離職問題(1)

今回の写真は前回に続きミャンマー。ただ、この写真はヤンゴン市内のシュエダゴン・パゴダ。こちらはバガンの遺跡とは異なり現在も多くの市民が日常的な参拝に訪れる現役のパゴダです。

さて、今回は新入社員の離職問題を少々。まず、私が入社してから実施した採用活動による入社者数とその離職者数は2015年13名(2名)、2016年5名(0名)、2017年9名(0名)、2018年6名(0名)。合計33名が入社し、2名が離職しました。 *()内が離職者数。

昨今の一般的な離職状況と比較するとまずまずではないでしょうか。

私は銀行員時代に新入行員を含めた若手社員の人材育成・研修を担当しましたが、この時の経験から離職防止として次のことを実施しています。

1.すべての機会をとらえ幹部職員・先輩職員に対し「新入社員は当社の重要な財産である」との認識を徹底的に伝えること。

2.新入社員研修を通して、①理想とできるような先輩社員像を見せる、②会社員生活は理不尽なことが少なくないこと、③先輩に好かれるコツを伝えること。

3.新入社員が将来に不安を感じる時期に同期を集めた二次研修を実施し、不安感の共有と軽減を図ること。

4.新入社員および所属部署職員との会食会を行い、マネジメントのもつ「会社の将来像」の共有を図ること。

この中で鍵となるのが新入社員研修です。といっても当社のカリキュラムは一般的なビジネスマナー・会社概要・グループワークなどを中心とし、特に変わったものではありません。ただ、研修指導員には中堅先輩社員を指名し、その指導員に「研修を通して知識・技能の習得ではなく、学生から社会人への軟着陸を支援すること」、「自らが理想の先輩像を示す」を徹底的に求めます。大切なのはカリキュラムではなく、その指導当事者である指導員の言動そのものです。この指導員の言動を通して新入社員に会社に対する信頼感、未来に具体的な理想を与えることが最大の離職防止策だと思います。

もし新入社員が4名以上なら研修を外部に任せず、例え研修に関するスキルが低くても社内で実施することをお勧めします。

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