今月より、コラム担当します、西田です。そこそこ長く生きてきて、また社会人経験も色んなジャンルを渡り歩いたせいか、広く浅い知識と興味は多様なことになってます。なので、これから書いていく内容も多岐にわたると思い、「種々雑多」とします。とはいえ、経験からはできるだけ外れないように、感想文ではなく、皆様の興味がつながるように綴れればコラムとしては上出来(!)なのかと。
第1回 右脳と左脳
右脳は感覚を司り、左脳は言語を司る、といわれる。
3年くらい前になるか、無性に右脳を鍛えたいという思いに至った。それは、Web記事のきっかけだったと思うが、デザイン思考の先駆者、佐宗邦威氏の「直観と論理をつなぐ思考法」を読んで触発されたからだった。以来、取りあえず何か実践しようと思って、コクヨのSKETCH BOOKを買い、ほぼ毎日見開き2ページに色んなことを書いたり、描いたり、貼り付けたりしている。
右脳といえば、言語の羅列ではない(つまり論理ではない)、目で見える、耳に聞こえる、手の触感だったり、直接心に訴えかけるものなら何でも司るもののようだ。そういう芸術的な物事に才能も縁もないものと思いこんでいた。
しかし、発想の転換や、飛躍のためには、左脳が司る論理の積み重ねだけでは限界があるな、とも気が付いた。佐宗氏は両脳使い、とも呼んでいる。
SKETCH BOOKを3年ほど実践して、何か変化はある?と聞かれると、冷や汗が出るのだが、努めて、クラシック音楽を聴く、イラストを描く、YouTubeを見るなどして、心が動いたものを蒐集するように
している。発想は少し豊かになったのかな?